こんにちは皆さん。この世には〇〇の法則と呼ばれているものがありふれていますよね。
私たちは生きている中で無意識に様々な法則の中にいるのです。
これらの法則を認知し、理解して生きることで他人の何倍も有利に生きれるでしょう。
さあ今回お話しするのは一万時間の法則です。
聞いたことがある人が多いかもしれませんが初耳の人はよ~く覚えて帰ってください。何かで上を目指す際に必ず使える法則です。
あなたの人生にもきっと役に立つことでしょう。
一万時間の法則とは
千時間やるとそれなりに身につく、ある分野で一流になるには、一万時間の練習・努力・学習が必要だというのが一万時間の法則です。一日三時間費やすとすれば一年で千時間、つまり十年。あなたは何かで一流になりたければ十年はかかるという話で、言い換えれば楽な道のりはないということです。
一万時間を計算すると
1日1時間 →→→ 27年
1日2時間 →→→ 13年半
1日3時間 →→→ 10年
1日4時間 →→→ 7年
1日5時間 →→→ 5年半
1日6時間 →→→ 4年半
1日7時間 →→→ 4年
1日8時間 →→→ 3年半
さあ、あなたは1日何時間努力しますか?
やればやるだけ身になる法則。ワクワクしますよね。
しかしこの法則には一つ落とし穴があるのです。
落とし穴とは
その落とし穴とは「努力の基準」です。
私は某関西の強豪大学でサッカーをしているのですが、サッカーは14年間やっています。自分で言うのもなんですがプロに近い実力だと思います。しかしプロではない。ここが落とし穴なんですね。
私は一日に約2時間程度を14年間サッカーにつぎ込んできたわけですからざっくり10,220時間練習または努力をしてきました。しかしながら、現状プロサッカー選手になれていません。ではプロになっているライバルはどうでしょう。
1日2時間の練習を毎日やることを努力だと思ってはいないはずです。彼らは1日3時間、4時間やるんですね。
「努力と思っている時点である意味危ないです」
引用;イチロー
先ほど一万時間を計算するとどのくらいの時間の差が生まれるかを示しました。
1日2時間が努力だと思っている人間は3時間は苦しく感じますし、4時間は到底できません。だからこそこの差は埋まらないんですね。
さらに、1日3時間頑張る人間と1日7時間頑張れる人間が、同じレベルに到達するのに6年の月日が流れます。この間、後者は足踏みしていますか?間違いなく進み続けるでしょう。
それが例えばサッカーではなくリフティングのプロという単発的な技術ならば時間がかかっても追いつくことはできるでしょう。しかしサッカーは技術を複合的総合的に勝負します。サッカーじゃなくてもそうです。野球でもバスケでも、俳優でもビジネスでもそう。一つを極めきったら別の何かにとりかかると想像できますよね。
私の半生を例に挙げると、同時にリフティングの練習を始めたはずなのに私が習得したと思ったころには見えないライバルはシュートの練習をしていて、私がシュートの練習をし始めたらライバルはそれをマスターし戦術理解に神経を注ぐ。こうして埋まらない差が生まれていくのです。
だからこそ、私が最初に示した「努力の基準」が大事なのです。3時間練習したことに対して、周りから褒められるかもしれない「そんなたくさんできるなんてすごいね」「努力家だね」、、、いやいや、これは努力じゃない基準だと、1日8時間やって初めて努力だと思ってください。
「いややりすぎだろ」そう思ったあなたはそれが基準なのです。自分より上の基準を持つ人間に一生追いつけないのです。
だからこそ「頑張ってるつもりだけど結果が出ない」から抜け出すために一度立ち止まって基準から変えてみてください。
基準を変える方法
基準を変える方法それは環境を変える一択です。瓶の中のノミの話をご存じだろうか。
ノミは体長の150倍もの跳躍力があると言われています。
そのノミを小さな瓶にいれて蓋をします。
ノミはこれまでどおり飛び跳ねると蓋にぶつかる。それを繰り返しているうちに蓋をあけて蓋がなくなってもそのノミは瓶の高さ以上は飛び上がらなくなる。
という話。この話は自分の可能性にふたをして気づかないという解釈で世に通っています。
しかしこれには続きがあって、
そこに新たに別のノミを一緒の瓶に入れると、当然跳躍して外に出ていく。
それを見た元居たノミは面白いことに脱出するんですね。
これから私なりに思ったことは、価値観や基準は自らを変えようとしても難しく、周りを変えなければならないということ。
だからより高いレベルの環境に飛び込んで高い基準をスタンダードにすることが最も大事なことなのです。
まとめ
- 何事にも1万時間かけると一流の技を得る
- 「一万時間の法則」の落とし穴として、「基準」があげられる
- 努力の基準から生まれる差は絶対に埋まらない
- やみくもに努力するのではなく基準を変えることが大事。
- 基準を変えるには環境を変えろ